公文英語の効果5選！受講生42名に聞いたデメリット・メリット

この記事は、公文（くもん）英語の効果を紹介します。

たくさんある英語教室の中でも人気の高い公文の英語。

なぜそんなに人気なのか、どんな効果があるのか気になりますよね。

そこで本記事では、公文英語経験者42名に聞いた公文英語の効果を紹介します。

この記事を読むと、公文英語をはじめればどの程度の英語力が身に付くかわかりますよ。

【結論】

公文英語は、長く継続すれば英語を書く力が身に付くという口コミが多くありました。

しかし、今回アンケートに協力してくれた受講生の8割以上は「書けるけど話せない」という残念な結果に・・・。

公文英語は、英語専門講師からの指導は一切ありません。

ひたすらプリントを解くだけ！

学校の授業や英検では英語を話す力が求められるから、書けるようになるだけでは意味がない！

英語を「読む・書く・聞く・話す」バランスよく身に付けたいと考えている方は、英会話教室を選んでください。

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公文英語の効果！受講生の口コミ

公文で英語を学んでいた42名に公文英語は効果があるかないか独自にアンケート調査を行いました。

アンケートの結果、42名中34名が効果あり、8名が効果なしと回答しました。

まずは、「とても効果あり」「まあまあ効果あり」と答えた人が感じている、具体的な公文英語の効果を5つ紹介します。

効果①学校の授業に困らなかった

公文英語受講生の声で一番多かった効果は、「学校の授業に困らなかった」です。

公文英語歴：小4～小6

中学で習う英語の大半は、公文で小学生の時に習っていたので、復習感覚で授業を受けることができました。
リスニングなどやスピーキングなども公文でしていたので、英語に対する抵抗感も少なかったように思います。

公文英語歴：小2～小5

小学生のうちから英語に触れていたので、中学に入っていきなり英語を学ぶ人よりかは、基本的なアルファベットの読み方などには苦労しませんでした。また、基本的な表現も学べたので中学に入ったときのスタートで出遅れないという効果がありました。

公文英語歴：小5～中3

中学に入る前から英語の勉強ができたので、学校でつまづくことがなかった。また、ちょうどいいペースだったので、公文で学んだことが2ヶ月後学校で習うことという時期もあり、忘れる前に記憶にとどめることができた。

公文英語歴：小1～高2

文法はよく学ぶことができるので、小・中・高を通してずっと学校の英語の授業で学ぶ文法にはまったく苦労しなかった。

公文の英語は、プリントを通して学習します。

文法メインといても過言ではないので、継続すれば学校の授業に困らない程度の文法力が身に付くと言った口コミが多かったです。

効果②発音が良くなった

公文英語2つ目の効果は、「正しい発音が身に付いた」です。

公文英語歴：小1～現在（1年目）

音声で発音を聞くので、綺麗な発音で効果あるなと思いました。

公文英語歴：小1～小5

イーペンシルで正しい発音を耳から聞きますので、発音はよくなります。

公文英語歴：中1～中3

発音を意識して音読することができていた。また、英文に触れると発音してくれるペン型の機械を使用できるため、正しい発音を何度でも聞き返すことができてよかった。

公文の英語は、イーペンシルというタッチペンでプリントをタッチして音声を繰り返し聞く学習法を採用しています。

ノババイリンガルキッズやイーオンキッズのように外国人講師や英語専門の講師がいないため、イーペンシルが唯一正しい英語の発音を聴くための手段となります。

イーペンシルの音声は、ネイティブ発音です。

おかげで正しい発音が身に付いたという声が複数ありました。

効果③語彙力が向上した

公文英語3つ目の効果は、「語彙力が向上した」です。

公文英語歴：小3～小6

プリントではとにかく繰り返し解き、単語を書いた記憶があるので、語彙が増えました。また小学生の頃にスペリングの基礎を身につけられたことはその後非常に役に立ちました。

公文英語歴：年長～現在（1年目）

日常生活で、なんでもない単語を英語で言えるようになりました。「これは◯◯だよね？」と公文で習った英語を確認するように言ったりもします。また、公文の進度があがるにつれて単語1つだったのが文章になりました。

公文英語は、とにかくたくさん英語を書きます。

完璧に書けるようになるまで繰りかえし練習するので自然と語彙力が向上すると言った口コミが多くありました。

効果④先取りできた

公文英語4つ目の効果は、「先取りできた」です。

公文英語歴：小5～小6

中１内容の学習・テストはほぼ完ぺきにできました。中１の段階で、英語学習に自信がついていたと思います。中２以降も、基本的な文法、単語は身についていたので、学習時間が少なくても、苦手意識を感じることなく学習を進めることができました。

公文英語歴：小4～小6

息子は小6卒業まで公文に通っていましが、辞める時には中1修了レベルまで進んでいたので、中1の内容は余裕だったようです。

公文は、国語・算数・英語すべて先取りを目標に学習を進めます。

継続していれば最低でも2,3学年先の学習をするので自信が付きやすいという口コミがありました。

効果⑤英文を読み解く力がついた

公文英語5つ目の効果は、「読解力がついた」です。

公文英語歴：小4～中3

教材が進んでくると、「オズの魔法使い」や「シンデレラ」など英語のストーリーを読む教材が増えてきて、文章を読み解く力は付いたと思う。

公文英語は、アルファベットの読み書きからはじまり、長い文章の読み書きまでできるようになります。

徐々にレベルUPするので、コツコツ継続すれば長い文章も読めるようになるという口コミがありました。

公文英語で効果を感じなかった理由

今回アンケートに協力してくれた42名中8名は、「あまり効果なし」「全く効果なし」と回答しました。

効果がないと感じた人の口コミを3つ紹介します。

効果なし①英語が話せない

公文の英語だけでは、英語は話せるようになりません。

今回アンケートに協力してくれた42名中、40人が英語は話せないと回答しました。

公文英語歴：年中～小2

リスニング、会話は上達しないです。英会話教室に行くほうがよいです。
機械を使い、リピートしますが人間相手ではなので根気が必要です。

「話せる」と回答した2人も、片言で少しだけ話せる程度だと言っていました。

英語を話せるようになるためには、たくさん人と英語で会話する練習をしなければ身に付きません。

公文英語は、書く練習が中心です。

コツコツ継続すれば「アルファベット・単語を書く力」と「文法力」は身に付きます。

ただ、英語でコミュニケーションが取れるほどの英会話力を身に付けるのは難しです。

英語を読む・書く・聞く・話すをバランスよく身に付けたい場合は、英会話教室に通ってください。

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効果なし②反復学習が苦手でやる気がなくなった

公文英語は、プリントを繰り返し取り組みます。

反復学習が苦手・継続が苦手な子どもは途中でやる気がなくなり効果が得られません。

公文英語歴：小1～小4

公文式はプリントをひたすらやる勉強方法なので英語のような理解やこつを獲得しなけれべならない科目には向いていないと思う。プリントの最初の方で解説はあるものの簡易的な説明でわかりにくく、わからない状態でひたすら問題をさせられるのでメンタルが持たなかった。

公文英語は、机に向かってガチガチのお勉強スタイルで学習します。

英会話教室のように、講師やクラスメイトと楽しく会話しながらの授業ではありません。

私は、英語は多くの子供が苦手意識を持ちやすいため、楽しみながら学習して欲しいと思い公文英語ではなく英会話教室を選びました。

実践を通して楽しみながら英語学習したいと考えている方は、英会話教室の方がいいです。

効果なし③英語の基礎しか身に付かなかった

公文英語は効果があるという声がある一方、基礎しか身に付かなかったという口コミもありました。

公文英語歴：小1～中1

英語の成績が全く伸びなかった。最初の基礎の方のときはすらすら覚えれてたのですが、文法が入ってくると一気についていけなくなりました。大人になった今でも英語は全く書くことも話すこともできません。

この方は、小1～中1まで7年間通いましたが効果が感じられなかったと言っています。

公文英語は、アルファベット・単語の読み書きから始まるので最初は簡単です。

しかし、文法がはじまると多くの子供が最初のようにスラスラできなくなります。

難しい課題がはじまっても諦めず根気強く学習する気持ちが必要です。

公文英語のメリット

公文英語のメリットを3つ紹介します。

料金が安い

公文英語の月謝は、英会話教室と比べて安いです。

英会話教室は、外国人講師や英語専門の日本人講師がいるのでどうしても値段が高くなります。

公文は、外国人講師・英語専門講師がいません。

先生が英語を教えるわけでなく、プリントをひたすら解くだけなので料金が安いです。

個人的には、英語はいつでも専門の先生に教えてもらえる環境の方が伸びが早いと実際に英会話教室に通って感じているため、読む・書く・話す・聞くをバランスよく身に付けたい方は公文英語ではなく英会話教室をおすすめします。

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通いやすい

公文は、自宅や学校の近くに教室がある場合が多いです。

子供だけで通えるのがメリットです。

初心者でも始めやすい

公文英語は、アルファベットの読み書きから始まります。

英語の基礎中の基礎から始められるため、初心者でも気軽にはじめられます。

クラスメイトと一緒に学ぶ形式ではないので、友達と比較してしまう心配もありません。

公文英語のデメリット

娘は今、公文で国語と算数のみ受講しています。

公文英語もやろうか悩みましたが、下記3つのデメリットを感じたため、英語は英会話教室に通っています。

公文英語のデメリットを紹介します。

人と英語を話す練習ができない

公文英語は、プリントに音声タッチペンを当てて学習します。

人と英語でコミュニケーションをとる練習ができません。

私はせっかく英語を習うなら、日常会話レべル程度の英会話力を身に付けて欲しいと考えていました。

英会話教室なら、外国人講師や英語ペラペラの日本人とたくさん会話ができるので公文は選びませんでした。

英会話は、たくさん人と英語で話す練習をしないと身に付きません。

プリントだけでは、英会話力は身に付きません。

先生は英語を教えてくれない

公文の先生は、英語専門の先生でありません。

わからない問題があるとサポートはしてくれますが、教えてくれません。

英語は一度苦手意識を持つと、嫌いになりがちです。

英語は難しいので、どんな質問も答えてくれる英会話教室に先生の方がいいです。

オールイングリッシュではない

公文英語のプリントは、すべて日本語訳が書かれています。

娘は2歳の頃から家でオールイングリッシュ教材を使っていたので、日本語訳があるのはどうしても嫌でした。

訳があると、どうしても訳に頼ってしまいますからね。

今は学校の教科書・テキストもオールイングリッシュが基本で日本語は登場しません。

日本語訳はなくして欲しいと思っています。

公文英語が向いてる人

公文英語が向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。

自分がどちらに当てはまるか考えながら読んでね！

公文英語が向いてる人

公文は英語に限らず、宿題が多いです。

何度も繰り返し数十枚のプリントをこなさないといけないので親の努力が必要です。

親子でコツコツ継続できる人は向いています。

公文英語が向いていない人

公文英語は、コツコツ努力できる子は英語を書く力は身に付きます。

しかし、英語は話せるようになりません。

英検や大学入学共通テストでは、英会話の試験や高いリスニング力が求めらます。

私はバランスよく英語力を身に付けるために、公文ではなく英会話教室を選びました。

英会話教室は、外国人講師や英語力の高い日本人講師から英語が学べるのでとても良いと感じています。

実際に読む・書く・聞く・話すの4技能がしっかり身に付いています。

読む・書く・聞く・話すをバランスよく身に付けたい場合は英会話教室を選んでください。

公文英語の効果まとめ

本記事では、実際に公文で英語を学んでいた42名が感じた効果を紹介しました。

公文英語は、コツコツ努力できる子は、日々の宿題が苦にならないため継続できます。

アンケート結果をみると、毎日しっかり宿題をして継続している子は英語を書く力が身に付いています。

ただ、書く力と話す力は別問題！

書く力だけでなく、話す力も一緒に身に付けたい場合は、英会話教室に行ってください。

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